彼の作品は映像+あるものの合体作。
あるものをムービーで撮って編集して、それをあるものに投影して、それから…と、
作品を説明したいのはやまやまなのですが、今はまだ秘密だそうで!!!
言いたい〜!! けど我慢です。
でも、かなーりいい感じのものができそうでワクワクしています。
今日のスタジオはロンドンのイーストにあるスタジオで、広くてきれい。
真っ白の壁に真っ白のカーテン、真っ白の床で一瞬感覚を見失います。
今日の撮影は、「こう撮りたい」というビジョンがあるものの、
ある意味で自然現象に運を任せた映像だったので、なかなか思い通りにはいかず。
でもそのどうなるかわからない感じの動きが絶妙によかったりして。
私が写真に惹かれた原点も、最初はそこにありました。
そこにあるすべてのものの偶然が重なった絶妙な、一瞬の美しさを、撮る。
風が吹いたり、光があたったり。
年月が重なって自然と剥がれた壁や、一瞬の人の笑顔や、雨でぬれたポスターなんかを撮るときはぞくぞくします。
そういうのってすべて人工的に創りだすのはなかなか至難の技で。
でも現在の技術では、ライトやスタジオやモデルを使ってそれを創りだすことができる人たちがいる。
そういう人たちがプロなんだな、と思います。
今日の撮影は写真ではなく映像だったので、カメラも大きく、フォーカスも写真とは違ってとても勉強になりました。
時代はハイビジョンだそうで。
映像も極めたら面白うそうですね。