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9/30/2010

ヴィンテージテーブルセットのケータリングサービス

先週ヴィンテージフェアにいった際、とってもかわいい女性と出会いました!


人気のフェアだったため、エントリースペースにはちょっとした列が。
その列に並んでいると、ぷんぷんといい香りが。


見るとかわいらしいテーブルセットに、
見るからに高級そうなティーカップ&ソーサーセット、ケーキにたっぷりフルーツ、そして、THEイギリスだ!(と私が想像する)3段のお皿にたっぷりとスコーン。


写真はお気に入りの場所でアフタヌーンティーをしたときのもの。
いわゆる「クリームティー」をオーダーすると、
一番下の段にサンドウィッチ、二段目にスコーン、
三段目にクッキーとジャムがのってでてきます。

もちろん紅茶と一緒に♪♪


おいしい匂いに思わずケーキを見つめますが、どうやら展示品のよう。
諦めてショッピングに向かいました。


そして、帰り。
同じ場所と通ると、まだケーキが展示してあ、、、、あ!! 欠けてる!
めざとく友達のAnneが見つけました。
そう、行きはホールだったケーキが、帰りにはちょうど一切れ分、欠けていたのです。

あ〜誰か食べちゃったんだねー! なんて笑っていると、笑顔の女性がやってきて、食べる?と。
瞬時にうなずくAnneちゃん。
このAnne、笑顔がくるくる動くかわいい子だからか、一緒に出かけるとラッキーなことに遭遇する率高し!

もう展示も最後だから好きなだけ食べていいわよぉ〜の言葉に、やれヴィクトリアンケーキが食べたいだ、ジンジャーケーキがいいだの、いえいえいそのスコーンとクッキーが、、、という具合に、そこにあったすべてのスウィーツを一通りいただいちゃいました。

そのおいしかったこと!!

イギリスであーーーーーんまり、というか、ぜーーーーーんぜん、おいしいケーキに出会えなかったのに、彼女のケーキは手作りの素朴さからか、すっごくおいしかった!
特にヴィクトリアンケーキのスポンジはほどよい甘さとクリームで絶品。
かわいらしいカップに盛りつけてあったブラックベリーとともにばくばくいただいちゃいました。




そうこうしながら彼女に話を聞くと、どうやらテーブルセッティングのケータリングサービスをしているとのこと。
日本人にとっての和食器さながら、イギリスのテーブルセットも、お菓子を引き立て、パーティーを盛り上げ、気分を高めること間違いなし。
1950年代を主としたヴィンテージ食器の数々。
花柄だけでなく、ドットのティーポットやウェジウッドストロベリーのミルクジャグなどすごくかわいいものばかりでした。

バースデーパーティーやホームパーティーを、こんなテーブルセットでできたら素敵だなぁ。
自分で集めるのは大変だけど、その「気分」だけを味わうならいいサービスかもしれないな。







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The Vintage Table

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9/26/2010

ヴィンテージファッションフェア



ヴィンテージファッションに詳しい友達に誘われて、
エンジェルで開催のヴィンテージファッションフェアにいってきました〜!

エントリーフィー£4を払って中へ。
タウンホールの中での開催でしたが、タウンホールの内装もヴィンテージ風の素敵な建物でした。

中に入るとストールがびっしり。
ヴィンテージドレス、アンティーク雑貨、アクセサリーからメンズまで、エキサイティングしっぱなしでした!

ダンス仲間の友達ふたりは、ダンスパーティー用のドレス探しに熱中。
私は特にこれが欲しいっ!って決めていったわけではなかったけど、もともと大好きなヴィンテージファッション。
心躍りつつ、60’のドレスや、20’のイヤリング、などなど楽しませてもらいました♪

20〜30’のシルクブラウスや、10’のレース素材のポンチョなどなど、
流行は時代を経てまた流行になるんですね。
今着ても、え、ヴィンテージ?って思われそうな程、逆に今っぽいデザインだったり、
逆に、どこからどうみてもヴィンテージの香りぷんぷんのAラインコートは80’のものだったり。


このフェアは、普段よくいくAbsolute Vintage や Beyond Retro よりも、ちょっとお上品なヴィンテージといった感じでした。
(でも値段は格安!)



私はヴィンテージ小物も大好きです。
ちょっと前にマーケットのあさりボックスから見つけたオルゴール付きの宝石箱は、開けると中におばあちゃんの(と、勝手に想像!)小さな指輪がはいっていました。
古びた音色も、箱のちょっとほころびたレースも大好きなお気に入りです。

今回のヴィンテージフェアもそうだけど、イギリス、広く言えばヨーロッパの人って本当に古いものを大切にする。
家もそうですよね。
イギリスでは基本的に、建物の建て替えはあまりしません。
外のレンガだけ残して内装、といったシーンをよく見かけます。
古ければ古い家、レンガほど価値があがり、値段も高くなるようです。
10年、20年住むと価値が下がる日本の家とは正反対ですよね。

今回いったヴィンテージフェアはこちらです↓
疲れたら中にティールームもあるし、試着室もあるので、好きなだけトライできます。
試着室の鏡まで古くて、照明も暗いしゆがんでよく見えなかったけど、それもまたヴィンテージ(!?)なのかな。。
あとはお直ししてくれるお姉さんがいて、一日ミシンに向かって作業してました!

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Clerkenwell Vintage Fashion Fair

The Urdang,
The Old Finsbury Town Hall,
Rosebery Avenue, London,
EC1R 4RP


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9/03/2010

BOY SOLDIERS by Schoony


オールドストリートにある Blackall Studio で行われているアートショー、「BOY SOLDIERS」にいってきました!


圧巻!映画の特殊美術(プライベートライアンやグラディエーター、ハリーポッターシリーズなど)の世界で長く活躍してきたアーティストScoonyの作品、「Boy Soldier」をキャンバスに、イギリスを代表するアーティストたちがそれぞれの作品を施したエキシビジョンです。





この彫刻のモデルになったのはKAIくんという7歳のオトコノコだとか。
今日もショーに遊びにきていましたが、金髪の愛嬌あるかわいい男の子でした。

ちなみにこれも彫刻↓




地下の会場でちょっと変わった作品を発見。




手元にあるボタンを押してみると、






喰った!


このくちびるの柔らかさ、質感が本物そっくりで衝撃です。。
この作品は、映画ゾンビの身体を創った人の作品だそうです。

上に戻り、再度鑑賞。
作品数も多いし、それぞれが個性的で味があって、見ていて飽きないエキシビジョンでした。
それにオープニングイベントだけあってかなりの人が来ていました!

最後に忘れてはならないのがコレ


iPhoneで撮ったので写真が悪すぎてわかりにくすぎて申し訳ないのですが、
数ある作品の中で唯一映像を使った作品です。
Boy Soldierのキャンバスに、超高精度プロジェクタで映像を投影したムービー作品。

写真が悪すぎて良さが伝わらないのが残念ですが、実物はかなりイイです。

レーザー光線がぴーっとおりてきて身体の中が透けて見えたり、
本人の顔も顔面部分に投影されて怒ったり笑ったりするのですが、、、
って、この作品、文で説明するのも写真におさめることも難しいので、
興味のある方はぜひ見に行ってください!

ちなみにこの作品を創ったアーティストは私の尊敬すべき師匠であり友人でもあるHさんです。
多才な人で格好いいです。一番目立ってたし。作品。

あ〜それにしても面白いエキシビジョンでした。
素材はひとつなのに、アーティストの作風とアイディアによって、ここまで違う作品になるのかという。
場所を変えて16日までやっているようなので、お時間ある方はぜひ。


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BOY SOLDIERS
Group Show by Schoony

9/2:Private View
9/3,4:Blackall Studio - 73 Leonard Street, EC2A 4QS
9/9-16:Graffik Gallery - 284a Portobello Road, W10 5TE

詳細はこちら

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9/01/2010

ポートベローフィルムフェスティバル

ついに明日から!

毎年9月に開催される、ポートベローフィルムフェスティバルの季節がやってきました。
9/2〜19の約2週間、600本を超えるインディーズのフィルムが上映されます。
すべて無料というのも嬉しい〜。

ほとんどが5分〜30分のショートフィルムが中心です。
土曜日にはInkieがおすすめだという「Mr Hulot's Holiday」が上映されるのでいってみようかな。


サマーホリデイに、フランスのシーサイドホテル、l'Hotel de la Plage resortでバケーションを過ごす主人公、HULOTと、

そこで巻き込まれる数々のトラブルを描いた映画だそうです。


あと気になるのはBlek Le Ratリコメンドの「Performance
映画自体気になるというより、Blek Le Ratがお勧めしているから、気になるというのが正確なところですが。。



Blek Le Ratはパリ生まれのステンシルグラフィティアーティスト。
1952年生まれの彼は現在58歳の現役アーティストで、バンクシーの活躍する20年も前にステンシルグラフィックアートを始めた、"ステンシルグラフィック界のゴッドファーザー"と称される人物です。




話がそれてしまいましたが、ポートベローフィルムフェスティバル。
ファミリーフィルムショーのカテゴリでは、子供向けの映画も無料で上映しています。
これらはインディーズではなく、Royal Borough of Kensington and Chelsea Early Years Service協賛で、
SURFS UPやPRINCESS & THE FROGといった人気の映画を観ることができます。


あとはライター兼ダイレクターでもあるイギリス人のKolton LeeおすすめのFreestyleが気になるところです。

オックスフォード大学で法律を勉強する主人公の女の子Ondeneが、
Aレベル試験の直前に、学校に併設されたバスケットコートでプレイをするLeonに恋をし、
共にバスケコンペティションへの出場を決めます。
反対する親、将来、恋愛のはざまで悩む彼女のストーリー。


昔から、単館上映しかされないようなインディーズの映画が大好きな私としては、とても楽しみなイベントです!
日本では飯田橋にあるギンレイホールによく行っていましたが、ここのチョイスがいい!
年間パスポートもあって、一日に映画2本、なんてよく観に行っていました。
英語が少しはわかるようになって、こうして日本以外でも映画を楽しめるようになったことが嬉しく、また600本の中には地元の話題に根付いたドキュメンタリーもあるようなので、楽しみな2週間になりそうです。

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ポートベローフィルムフェスティバル

PORTOBELLO FILM FESTIVAL
2–19 SEPT 2010

Weekdays 6pm–11pm, Weekends 1pm–11pm


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