ページ

8/29/2010

いまさらアバター

ほんとに、ほんとに、いまさらですが、アバターを見てきました!

日曜の夜、なんだか急に出かけたくなって、19時に思い立ち、19時45分からの回でアバターを見てきました。
未公開映像の入ったスペシャルエディションということで楽しみ♪

ロンドンで3D映画を見るならココと言われるWaterlooにあるBFI IMAX


ダブルデッカー5台分の高さがある、という、UK最大の映画館です。

3D映画といえば、4年程前にここで、名前も忘れちゃったけど、かわいい水族館の映画を見ました。
3D眼鏡を渡されて(紙製で赤と青が左右に入ってた!)、友達とその姿に大笑いしたことと、周りにいーっぱい子供たちがいたことは覚えてるけど、
3D自体はむかーし子供の頃見た映像と同じ感じ。
たまに、魚がずんずん自分に向かって泳いでくる映像に驚いたりしたけど、まぁ子供騙しかな、と。


そんな経験もあって、未だ2010年3D映画未体験だった私たち。

今回は近場のODEONに向かいました。
プレミアシート+3D眼鏡で£13。

ゆったりとしたプレミアシートに座って、大きなスクリーンで映画を見る。
日本にいた頃は映画って大体混んでるイメージしかなかったけど、
イギリスの映画館はいつもすっきすき。(いつも時間が遅いからかな?)

いつも行くと数人がゆったりと散らばって座ってる感じ。
だけどシネマ自体は大きい立体の造りで、革シートだし、スクリーンも音響も大きくて、こんな風にゆったり見られる映画館がすごく好きです。


で、肝心のアバター。

…が始まる前に、「ここから眼鏡をつけてください」のテロップとともに始まった予告編に大感動!! すごい! 立体感がすごい!!
周りにも3D初体験というレアな人たちがいたのが幸運。
しばらくみんな眼鏡をつけたり外したりしながらおぉ〜、と感嘆の声。

私、完全に3D映画を侮っていました、& 周りからはほぼ全員に、アバターは内容がねぇ、、、という話を聞いてたのでまったく期待してなかったのですが、
すごい映像美!
そして特殊技術。



あれだけの規模の映像を撮るって大変なことですよね。
制作費300億円っていうのもうなづける気が。。
大体3Dであれだけ美しい映像が観られるのに、CGの技術力が、んもう、大変なもの。
もう既にDVDも出てるし、あの青いキャラクターは見てたのですが、こんなに精度良くできてるとは思わなかった。すごい。

映画を観てるときは、特殊メイクなのかCGなのか、美しすぎる風景はロケーション撮影なのか、全然わからなかったのですが、これ、CGだったんですね。

それにしても、アニメにはまったく見えないし、これだけ感情移入できるってすごい、と思いきや、ジェームスキャメロン監督曰く、これはヒューマンなんだ、と。
なるほど。確かに見かけは青くても表情や動きは役者なんだもんね。

エモーショナルキャプチャーという技術で、顔の表情、筋肉の動きなど、すべて投影しているとのこと。




また何年かしたら、今度は360度の映像が観られるシネマなんてのもできそう!なんて夢膨らみました。
映画館で観る映画ってそれだけで現実離れしてるのに、3Dの映像美をあわせると、もう、超非現実。
それがいつか360度なんてなったら、自分が映画の世界に入ってしまった様、というのが仮想現実として実際におこりえそう。

いやぁ〜映画ってほんといいものですね。



------------------------------------------------------
ウォータールーにあるイギリス最大のシネマ

BFI Imax
1 Charlie Chaplin Walk
Waterloo, London
SE1 8XR
Tel: 0870 787 2525

------------------------------------------------------

「MILA'S DAYDREAMS」 by ADELEさん




ヘルシンキ在住のコピーライターADELEさん。
マタニティリーブ(産休)の間に、かわいいかわいいベイビーのMILAちゃんの写真ブログをつづっています。

始めて私がこのブログを発見したときは、
めっちゃくちゃセンスのいい普通のママさん!北欧のデザインセンスってやっぱりすごい!!と感動。

最近アクセス数が増えたのか、オフィシャルっぽくなってきて、ADELEさんの他のブログにもリンクがはられています。
見てみると、やっぱり「普通のママ」より、少しプロよりみたいです。


このブログは、MILAちゃんがお昼寝をしているときに、
MILAちゃんが見ているであろう夢を、ADELEさんが想像して再現したもの。
それにすべて家の中にあるもので、ものの2、3分でアイディアから撮影まで終わらしちゃう!ということなので
すごい。。。



お洋服も、フィンランドのマタニティパックに入っていたものがほとんどだそうで、
このセンスの良さとアイディアの豊かさに大拍手!



MILAちゃんも大きくなってこれを見たときに嬉しいんじゃないかな。
ちなみに自分の子供の写真をアップするにあたって、ヌードだけはアップしない、という条件を決めているそうです。
それにしてもベイビーのお世話だけでも大変なのに、ほぼ毎日更新されるこのブログ。
MILAちゃんの成長も見れるようで今後も楽しみ。


---------------------------------------------------

MILA'S DAYDREAMSはこちら

---------------------------------------------------

8/28/2010

夏スイーツ

久しぶりにいい天気!
コベントガーデン辺りを散歩していたらのどがかわいてきたので、アイスを食べよう!、ということになりました。

近くには前にも行った「SCOOP」

コベントガーデン近くのジェラート屋さんですがいつも混んでいて少し並びます。
イタリア人オーナーが提供するジェラードで、さすがにおいしい!
日本にいた頃よく食べていた、高島屋の中にあるイタリアンジェラート屋さんを思い出す〜♪
フレーバーもたくさんあって、2フレーバーで£3.5でした。

でも今日は、新規探索してみるか! ってことで、ぷらぷら探索を続けます。

スイーツショップ発見。


「Olde Sweet Shoppe」という駄菓子屋さん?で、中にはイギリス特有の甘いお菓子がいっぱい。

でも今日は、もっと冷たい気分なのでここはパス。

と、めちゃくちゃ夏姿のお姉さんにこんなカードをもらいました。

ふと前を見るとなぜかすごいポップで、大音響ミュージックが鳴り響くフローズンヨーグルト屋さんが!

「SNOG」とお店のようです。
カードを見せてもらったテイスティングはめちゃくちゃちっちゃい!
その間にお兄さんに、
「ナチュラル、グリーンティー、チョコレートの3種類から好きなフレーバーが選べるよ。トッピングはここから好きなの選んでね」
と、アイス説明される。

せっかくだから買ってみました。キウイトッピングのナチュラル。


気分的に甘いアイスより、さっぱり味が食べたかったから普通においしかった!
なんでもここのアイスは砂糖を使わないヘルシーアイスだそうです。
トッピングにはお餅もあったから、次はグリーンティー&お餅を試したいな。
トッピング1つで£3.95でした。

後で気づいたけどこのお店、リバティの下にあるフローズンヨーグルト屋さんと同じでした!
コベントの方が新しいのかな??

ちなみにフローズンヨーグルトだったら、私がよく行くこちらもおいしいですよ〜


シャーロットストリートにある「Yog」
フレッシュでオーガニックのイギリスミルクを使ってるだけあってコクがあっておいしい。
写真はざくろを食べたときの〜。
こちらはレギュラーサイズのトッピング1つで£2.7
ちなみにフレーバーはナチュラルか、Pomegranate=ざくろ!
私はこのざくろフレーバーにざくろトッピングしちゃった訳なんですが、ほんのり甘くておいしかった。



-----------------------------------------------------------
夏スイーツショップ

イタリアンジェラート「SCOOP」
40 Shorts Gardens
London
WC2H 9AB
Phone: (020) 7240 7086


トラディッショナルなイギリススイーツ「Olde Sweet Shoppe」
住所は、SNOGの斜め前

フローズンヨーグルト「SNOG」
5 Garrick Street, Covent Garden,
London
WC2E 9AR

ざくろ味のあるフローズンヨーグルト「Yog」

43-45 Charlotte Street
London
W1T 1RS

Tel: 020 7580 7990

www.yogyogurt.co.uk


-----------------------------------------------------------

8/23/2010

冷蔵庫が壊れたスーパーって…

仕事帰り、さぁ、今日はカツにしようかな〜なんて思いながらいつものスーパーへ。
お肉、お肉、、、、あれ??? お肉がない???


がらーんとしています。


あれ、なにか張り紙が?
近づいてみると…



「冷蔵庫が壊れたのでお肉は売ってません。」



本当、イギリス、そういうとこちゃんとしようよ。。






8/06/2010

ナイトクルーズ

ブダペスト2日目の夜。

ホテルの部屋でゆっくりと過ごす。
この後はお楽しみのナイトクルーズ♪

ドナウ川をクルーズで回って、美しいブダペストの夜景を川側から見られるというので、 とっても楽しみ。


・・・と、あれ? なにか光ったような・・・?




ピカ!


ん??



ズコーン!!


え・・・?
なんですか今の音は??


不吉な予感を胸に窓の外を見ると、なんと雷&大嵐。
スコールのように激しく雨が地面をたたきつけ、雷がぴかぴか光っています。。

えーーーー。


あまりの大雨にどうするか悩みましたが、明日にはもっと楽しみなレストランが控えてるし、
今日行かないと夜景クルーズの機会を逃しちゃいます。
ということで、決行。

大雨の中、クルーズが出発する川岸へ向かいます。
雷がぴかぴか光る中、なかなか見つからなくて通りすがりの貴婦人に教えてもらいました。

ところでこの貴婦人。
親切で、クルーズの出航場所だけじゃなくおすすめレストランまで教えてくれたのですが、
大雨&雷の中、犬のお散歩してました。犬もぬれて寒そうだったな。。


そんなこんなで無事出航場所へ。
ついたころには雨も上がって気分も上々です。

私たちは一番遅い便を選んだので、夜22時半に出発。
約1時間のコースです。
船の甲板のシートを選んで、毛布にくるまりながら座ります。
でもまったく寒くなかった! ロンドンだと夜はもう冷え込む季節になってきましたが、ハンガリーはまだ大丈夫。
ちょうど日本の夏祭りの夜のように、寒くもなく暑くもなく、気持ちのよい気候。

このクルーズにはドリンクもついてくるので、シャンパンとピスタチオを楽しみながら、ゆったりと優雅な気持ちで夜景を満喫しました。





んもう、とーってもきれい!
陸の上から見てるときでさえかなりきれいでしたが、川側から見る夜景は抜群。
右に左に、昼間見た観光名所がライトアップされていて、本当に宝石のようでした。






ブダペストで王道観光!



翌朝。
おいしいものをいっぱい食べよう!というコンセプトのため、今回はホテルの朝食を予約しませんでした。

そして、朝。
ホテルのラウンジで一緒になったジェントルマン。
アメリカ人の彼女を連れてブダペストをまわるジェントルマンが、私たちにもいろいろとローカル情報を教えてくれました!

そんな彼のおすすめで行ったのが、「Firkasz」というレストラン。
店内にはピアノの音が流れ、アンティーク家具を施し、古いインテリアが素敵な落ち着いたカフェレストランです。

私たち以外は全員地元の人。
新聞を読みながらスープを飲むおじさんや、男性二人でハンガリー料理のビュッフェを楽しむ方など、静かで落ち着いた雰囲気。

前日の大量料理がまだ胃に残っていた私たちは、ここではおとなしくグヤーシュのみ。
前日レストランででたグヤーシュとはまた違って、落ち着いた、家庭的な味でした。
でも量やお肉の質なんかを考えると、前日のレストラン「Kanaan Etterem」が断然おすすめ!

お腹を満たした後は、いよいよ町へ。

ブダペストの町並みは世界文化遺産にも登録されており、「ドナウの真珠」とも呼ばれる美しい町並みとのこと。
ドナウ川が縦に流れ、その西側がかつてのブダ、東側がかつてのペストです。
かつてトルコ軍によって占領されたブダの町は、その後ハプスブルグ家の手に渡り、1873年に統合され現在のブダペストとなった後も、世界大戦、ソ連軍の介入したハンガリー動乱、とさまざまな動乱を経て今の姿となったということです。

くさり橋と呼ばれるドナウ川からブダ王宮にのびる大きな橋、ネオ•ゴシック様式の国会議事堂など美しい建造物が立ち並びますが、一方で、西ヨーロッパとはまた違うしんみりとした雰囲気、占領された歴史のある国ならではの暗さ、動乱のなごりの側面も垣間みることができました。

バスとトラムを乗り継いでくさり橋へ。
ドナウ川を挟んで向こう側に見えるブダ王宮(Budavari Palota)と、川にかかるくさり橋(Szechenyi Lanchid)、そしてドナウ川(Duna)が、
まるでロンドンのセントポール寺院、タワーブリッジ、テムズ川のようでした。
普段は旅行にいってもあまり観光をしない私たちですが、今回は王道の観光ルート。
その後ブダ王宮、マーチャーシュ教会(Matyas templom)、漁夫の砦(Halaszbastya)をまわり、王宮近くのレストランでランチ。
どうしてこんなに王道ルートをまわったのか後でわかりました!
今回は日本語のガイドブックを持っていたから。笑

ランチでは、ずっと食べたかったパプリカチキン(Paprikas csirkle)と牛肉のワイン煮込み(Marhaporkolt)をいただきました。
この、牛肉のワイン煮込みがまた絶品!! 
お肉がとろけるように柔らかくって、味がしっかりとしみ込み、備え付けのダンプリンにソースをつけて食べるとまたおいしくって。
しばらくハンガリー料理の虜になりそうです。
観光に疲れた午後は、お目当てのセントラルマーケット(Nagyvasarcsarnok)へ。
ペーストや粉のさまざまなパプリカやフォアグラの他にも、
お肉、野菜、チーズからワイン、ちょっとしたお土産物屋まで、十分に楽しめるマーケットでした。
2階部分にはちょっとしたものを食べるカフェもあるので、歩き疲れたら一休みもできるし大満足。

この後、夜の楽しみに向けていっかいホテルにリラックスしに戻りました。



-----------------------------------------------------------
おすすめレストラン

アンティークインテリアのかわいいFirkaszはこちら
味もコストも素敵なKanaan Etteremはこちら

-----------------------------------------------------------


8/05/2010

ブダペストにいってきました


はじめてのハンガリー

ロンドンからWizz Airでぴゅーっと2時間。
こんなに楽しい空間があったなんて。。

ついて、すぐ。
まずはお目当てのレストランへ! …とホテルのお姉さんに電話してもらうと、なんと予約でいっぱい。残念。
するとお姉さん、こっちの方がおすすめよ、とあるレストランを紹介してくれました。

早速お出かけ♪

ホテルから歩いてすぐの場所にあったそのハンガリー料理レストランは、
1階がバー&ベーカリー、2階がレストランになっていました。
Kanaan Etterem」という名前です。

ハンガリーの古い絵本が飾ってあったり、ポスターもワインの空き瓶も、
インテリアが素敵な落ち着いた、アットホームなレストランでした。

左から、鴨肉のストロベリーソース、
なまずのスープ、牛肉の煮込みスープ、ハンガリーワイン、フォアグラの土鍋

レストランに入って、まずはビールとハンガリーワインでほっと一息。
さっそく下調べしてきたメモを手に、オーダーに入ります。

まずは、ハラースレーとよばれるなまずのスープ。(Halászlé
なまずなんて食べたことなかったけど、しっかりとダシのきいた魚のスープに、淡白でタラに似た白身魚(なまず)が、パプリカパウダーで煮込まれています。
これがおいしい!
さっぱりとして飽きない味なのにしっかりとしたコク。なまずパワーか?
添え合わせのピリ辛パプリカペーストを足すと、また味に深みがでて美味。
日本円にして一杯約450円。 安っ! ここ、高級レストランですけど?

それから、この旅で何度も食べることになるグヤーシュ。(Gulyásleves
牛肉と野菜を煮込んだシチューのようなスープで、まるでハンガリーの家庭に招かれたような、優しくてほっとする暖かい味がします。
ほろほろとろける柔らかい牛肉と、小さく入ったダンプリンの食感、野菜のほっこりとした味にもうメロメロです。
これひとつで十分メインになるほど量がはいって一杯400円程度。

そしてメインはローズダック(鴨肉)のストロベリーソースと、クレイポット(土鍋)にはいった豪華フォアグラ。
ストロベリーなんてあうのかな??と思ったけど、食べてみてびっくり。
こんな柔らかくておいしい鴨肉始めて食べたかも!
イギリス料理みたいに無味でもなく、フランス料理みたいにソースに負けてるわけでもなく、素材の味とソースが完璧にマッチした、すばらしい一品でした。拍手!
ちょっと高めで一皿1400円程。(金銭感覚がおかしくなってきたかも)

さいごにフォアグラ。
フォアグラって、フォアグラって、、高級料理だったよね??! 
と思う程豪華にどっさりと、フォアグラが土鍋にはいってやってきました。
上にはポテトをあげたチップスがたんまり。
一口食べるとトロのようななめらかさで、フォアグラが口の中でとろけます。ん〜濃厚。
けど、一口で満足。
赤身はいくらでも食べられるけど、大トロは一貫でいいや、っていう感覚と似ていました。
食べきれないくらいフォアグラはいって1500円程度。

どうしよう、楽しいです、ハンガリー!
基本食べ物の満足=旅の満足な私たち夫婦。
ハンガリー初日から完敗しました。


-----------------------------------------------------------
おすすめレストラン

Kanaan Etteremはこちら

-----------------------------------------------------------