翌朝。
おいしいものをいっぱい食べよう!というコンセプトのため、今回はホテルの朝食を予約しませんでした。
そして、朝。
ホテルのラウンジで一緒になったジェントルマン。
アメリカ人の彼女を連れてブダペストをまわるジェントルマンが、私たちにもいろいろとローカル情報を教えてくれました!
そんな彼のおすすめで行ったのが、「Firkasz」というレストラン。
店内にはピアノの音が流れ、アンティーク家具を施し、古いインテリアが素敵な落ち着いたカフェレストランです。
私たち以外は全員地元の人。
新聞を読みながらスープを飲むおじさんや、男性二人でハンガリー料理のビュッフェを楽しむ方など、静かで落ち着いた雰囲気。
前日の大量料理がまだ胃に残っていた私たちは、ここではおとなしくグヤーシュのみ。
前日レストランででたグヤーシュとはまた違って、落ち着いた、家庭的な味でした。
でも量やお肉の質なんかを考えると、前日のレストラン「Kanaan Etterem」が断然おすすめ!
お腹を満たした後は、いよいよ町へ。
ブダペストの町並みは世界文化遺産にも登録されており、「ドナウの真珠」とも呼ばれる美しい町並みとのこと。
ドナウ川が縦に流れ、その西側がかつてのブダ、東側がかつてのペストです。
かつてトルコ軍によって占領されたブダの町は、その後ハプスブルグ家の手に渡り、1873年に統合され現在のブダペストとなった後も、世界大戦、ソ連軍の介入したハンガリー動乱、とさまざまな動乱を経て今の姿となったということです。
くさり橋と呼ばれるドナウ川からブダ王宮にのびる大きな橋、ネオ•ゴシック様式の国会議事堂など美しい建造物が立ち並びますが、一方で、西ヨーロッパとはまた違うしんみりとした雰囲気、占領された歴史のある国ならではの暗さ、動乱のなごりの側面も垣間みることができました。
バスとトラムを乗り継いでくさり橋へ。
ドナウ川を挟んで向こう側に見えるブダ王宮(Budavari Palota)と、川にかかるくさり橋(Szechenyi Lanchid)、そしてドナウ川(Duna)が、
まるでロンドンのセントポール寺院、タワーブリッジ、テムズ川のようでした。
普段は旅行にいってもあまり観光をしない私たちですが、今回は王道の観光ルート。
その後ブダ王宮、マーチャーシュ教会(Matyas templom)、漁夫の砦(Halaszbastya)をまわり、王宮近くのレストランでランチ。
どうしてこんなに王道ルートをまわったのか後でわかりました!
今回は日本語のガイドブックを持っていたから。笑
この、牛肉のワイン煮込みがまた絶品!!
お肉がとろけるように柔らかくって、味がしっかりとしみ込み、備え付けのダンプリンにソースをつけて食べるとまたおいしくって。
しばらくハンガリー料理の虜になりそうです。
観光に疲れた午後は、お目当てのセントラルマーケット(Nagyvasarcsarnok)へ。
ペーストや粉のさまざまなパプリカやフォアグラの他にも、
お肉、野菜、チーズからワイン、ちょっとしたお土産物屋まで、十分に楽しめるマーケットでした。
2階部分にはちょっとしたものを食べるカフェもあるので、歩き疲れたら一休みもできるし大満足。
この後、夜の楽しみに向けていっかいホテルにリラックスしに戻りました。
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おすすめレストラン
アンティークインテリアのかわいいFirkaszはこちら
味もコストも素敵なKanaan Etteremはこちら
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